アレッタな人の独り言
  輸入ピアノ  2005.05.18.Wed / 00:47 
先日、思いがけず「輸入ピアノ」に触れる機会がありました。今回はそんな話しを少しと、アレッタ ムジカーレのピアノコースのご紹介を。「輸入ピアノ」と聞いて何を連想するでしょう?ピアノを始めて3年強の私の乏しい知識を、かき集めると「スタインウェイ」とか「ベーゼンドルファー」という名前と「お金持ち」というイメージがあります(笑)。私の頭の中のコンピュータでは、
     発表会のスタインウェイのグランドピアノ→高価&でかい→広い家→お金持ち
という具合ですね。そんな私が、先日、ひょんな事で高価なピアノ達に囲まれる経験をしてきました。場所は自宅から歩いて30分程の所で、とあるマンションの1室。そこで、非常に音がいいスピーカー(タイムドメイン)を無料で試聴できるという事で出かけました。試聴が終わった帰りがけに、スタッフの女性から、良かったらピアノを見て行きませんか?と誘われたのがきっかけです。多分、スピーカーの試聴でピアノの曲ばかり聴いてたので誘われたのでしょう。

試聴の部屋とは違う部屋に案内され、目にした光景は・・・第1印象は「家具展示場」のイメージでした。グランド、アップライトのピアノが合わせて7台ばかり。中には分解されて壁に立てかけられたピアノまであります。その全てが輸入ピアノ。どれも数100万円以上する高価なピアノばかりの様でした。私は、何にも触れず、できるだけ息すらしないで早々に立ち去ろうと思ったのですが(笑)、部屋に案内してくれたスタッフと、ピアノ展示場の女性スタッフに挟まれて動きが取れませんでした。まんまと部屋に案内された私は、「決して契約書にはサインしないぞ」(笑)という心構えでぎこちない笑顔をスタッフに向けていましたが、そんな私の緊張感を知ってか知らずか、スタッフの女性「ピアノはお弾きになりますか?」と、優しく尋ねます。私はぎこちない無い笑顔で固まった顔の、右側半分を使って「ええ、ほんの少し」と答えるのがやっとでした。するとスタッフの女性「どうぞ、どれでもご試奏ください」と、とんでも無い事をおっしゃいます。今度は固まった顔の左半分で「とんでもない。人前で弾けるほどじゃありません。それにスタッフの方に『ピアノご覧になりますか』と言われて、ノコノコ付いてきてしまっただけですので。」と、私。

スタッフはゆっくりと、1台のグランドピアノの方に近づき、鍵盤に軽く指を乗せ、低音から高音に向かってやさしーくアルペジオを奏でて「木の音がするでしょう?」と言います。その音を聴いた途端に固まった顔がほぐれました。優しい〜、やわらか〜い音です。想像した音と全然違う・・・。思わず感想を言うと色々と親切に教えてくれました。ヨーロッパでは、ピアノは「家具」として扱われる面もあるとか。第1印象はあながち外れてなかったわけです。そして恥ずかしながら試奏も、結局全てのピアノ+チェンバロでさせて頂きました。ザウター、ベヒシュタイン、フップフェルト、グロトリアン-スタインヴェッヒ(スタインヴェッヒとは、スタインウェイの事だそうな)。木の温かみのある音、金属的で豪華な音、どれも個性のある素敵な音色でした。分解されて壁に立てかけてあったのは、なんと115年前のピアノだとか。現在、修復、復元中との事でした。いわく、ヤマハ、カワイのピアノは修理の出来ない部品をある箇所で使っているので、ある程度の年数で買い替えを勧められるとか。ヨーロッパで作られたピアノは、100年経っていても修復できる。何100年でも使えるとしたら、その価格も納得できると思いませんか?と。

私、輸入ピアノに関する意識が少しずつ変わるのを感じてます。100年以上残っていて今なお現役で使える物。この先の100年も恐らく使えるだろう物なら、今は無理だけどいつか手に入れたいと思う様になりました。いい絵を1枚持つ様に、いい家具が1個ぐらいあってもいいかも知れませんね。

さて、ピアノコースのご紹介です。
ピアノコース:当教室で一番生徒数の多いコースです。子供さんの人数が多く、発表会では文句なしの主役です。ここの子供達は元気いっぱいで、発表会で合唱する際にも、現代っ子とは思えないぐらいの元気さを見せてくれます。大人のレッスンでは、生徒の発する「練習できなかった言い訳」を物ともせず(笑)しっかりと引っ張り上げてくれます。時には先生自作の秘密兵器を使ったレッスンも・・・。このコースに通えば、あなたも輸入ピアノの試奏ができる様になります(笑)。
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