アレッタな人の独り言
  伝統文化はお尻を鍛えてから  2005.08.03.Wed / 23:18 
先日ひょんな事から、落語と講談を聞きに行く機会がありましたので、そんな話しを少し。
実は私、生で見たものといえば、野球とロック、クラシック、ジャズのコンサートと桂文珍とジャイアント馬場ぐらいしかないのですが・・・おっと、レッツゴー三匹も見たか・・・、今回初めて「寄席」というやつに行ってきました。ちなみに桂文珍は学生時代に母校で(その時文珍さんは文学部で講師をやってました。私は工学部の学生でしたが学食で見ました。)、レッツゴー三匹は近くの神社の豆まきで大昔に見たのでした。
会場は天王寺にある、30人程が入るといっぱいになる小さな場所で、出演されたのは落語が桂文太さん、講談が旭堂花鱗さんという方でした。会場に入ると、前の方に舞台というか高座っていうんでしょうか、出演者が座る演台があり、そのすぐ前が、10名強程が座れる畳敷きの客席、その後ろに同じぐらいの人が座れる様に丸椅子が置いてあります。開場時間直後に現れた私は、新参者で若輩者で、おまけに恥ずかしがり屋さんなので、後ろの方の椅子に腰をかけ、始まるのを待っていました。ぞくぞくと集まるお客さん達。注意して見ていると、皆さんお知り合いっぽんですよね。その上、とっても「通」っぽい。落語の演目とか落語家の序列とか、それ系のネタで会場は大爆笑しちゃってます。「うそやで、サービスやで、こんなん」と言いながら仲間の落語家をネタに盛り上がってました。私は詳しく無いので良くわからなかったのですが、それでも妙に笑えました。
テレビで見るのと何が違うって、やっぱり迫力でしょうね。張り上げる声、小さな声、通る声、わざと通らない声、大きな動作、会場の笑い声など。昔、文珍さんが「座布団の上の小宇宙」なんて言ってましたが、何となくわかる様な気もしました。あと、何となく会場全体の一体感の様なもの。これも不思議なんですが、客席は下向いてる人、横向いてる人、パンフレットを読んでる人と、結構ばらばらなんですが、「笑い所」に来ると皆揃って大爆笑。あ、講談で「微妙に不発」とおっしゃってた瞬間はありましたが(笑)。その豪快な笑いも、何か出し物の一つの様な・・・結局、どんなジャンルもそうかも知れませんが、ライヴは客席も参加して作ってるんだなぁなどと、今思ってます。会場ではただ笑ってただけですが(笑)。
今回の様な開かれてるんだけど、お馴染みの人にとって居心地のいい、ちょっと閉鎖的な空間。これって新参者にとっては、少しスリリングな場所でもありますが、そのちょっとした緊張感も楽しみの一つとして今回は楽しませてもらいました。もう一つ、値段が安いのも魅力ですね。野口英世が二人でおつりがきます。
ただちょっと辛かった事が・・・。時間にして約2時間半、硬い小さな丸椅子に座りづめだった物で、お尻の痛さが半端じゃなかったです。後半はその痛みであまり話しに集中できず、ちょっと残念でした。あの会場、今度行ったら畳に座ろうと硬く心に誓いました。でも周りを見ると、かなり高齢の方もいらしたのですが、皆さん平気そうなんですよね・・・。私の姿勢も悪いのですが、根本的にはお尻の鍛え方か・・・どうやって鍛えよう・・・(笑)。
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