アレッタな人の独り言
  楽器 の記事一覧
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  ちょっと懐かしく  2005.04.02.Sat / 11:53 
先日部屋をかたづけてると、古いCDを見つけました。Princess Princessという女性バンドのCDですが、なんと解散してからでも10年程になるんですね。流行ってた当時は私も学生でしたが、カラオケとか行くと必ず女の子が歌ってた定番アーティストの一つです。私の知り合いには、なぜかWinkとか歌ってた男もいましたが(笑)。久しぶりに聴いてみると、とことんストレートでポップな曲。なんかホっとすると同時にかなり新鮮に聞こえました。案外、今の時代にこんなバンドが出てきたらウケるんじゃないかなぁ。
それにしても、片付けながら気付いてみればこのCDの数・・・。CDが無い時代のレコードってすごく高価なイメージがありますから、レコードだったらこんなに買って無いかも知れません。高校生まではお小遣いが唯一の収入源で、1枚2800円もするLP盤なんて買おう物なら、その1ヶ月は「無駄使いできん」と心に誓ったものです、はい。当時はうどん1杯15銭ぐらいだっけ(嘘だからね)。「音楽エンゲル係数」は、かなり高かったと思います。買ったレコードは何回も聴くと、ミゾが減って音が悪くなるという事をどこかで聞いたので、カセットテープにダビングして大事に取ってました。LP盤のでかいジャケットも魅力的で、そうやって買ったレコードは1ヶ月どころではなく、何回も何回も聴いて存分に楽めました。今、CDを買っても下手をすると、1回聴いて2度と聴かないCDとかありますから・・・。買い方が雑になったのか、それとも中身の音楽そのものが影響してるのか・・・多分両方かな?いい物はすごくいいけど、そうでない物も多すぎる時代な気がします。
ところでプリプリにはひとつ思い出の曲があります。私はアマチュアバンドでギターを弾いてた奴なのですが、たまたま女性ばかりのメンバーに1人で混ざって渡辺美里(これまた懐かしい・・・)の曲を演奏する機会がありました。当時の私はジャンルを選ばず(今でもそうかな)やれる曲はなんでもやってました。学生時代は極端にジャンルが狭かったものでその反動です。そして、その頃の私は横浜市民。練習スタジオは横浜アリーナの隣りの小ホールに併設された大層ピカピカなスタジオ、ギターはFender USA/Storatocaster '57 Vintage、メンバーは女性ばかり、乗ってた車はソアラという、なんかセレブな感じのバンドマンだったのです(笑)。あ、白状すると車の年式は「昭和」でした(恥)。そのバンド練習の時の事、ギターはクリアな音のアルペジオと、ディストーションの効いたソロパートで、曲の終わりはディストーション・サウンドがフェードアウトする様な感じで終わるのですが、その音の余韻部分にかすかな女性の歌声が聞こえるんです。練習スタジオは防音のゴツイ2重扉なので、外から音は入りません。何となく薄気味悪さを感じ出した頃、音の出所がギターアンプからだという事がわかりました。エレキギターにはボリュームが付いているのですが、これを操作すると声の大きさが変わる・・・。そういえばこのギター、シモクラセカンドハンズ(東京 御茶ノ水の中古専門店)で買ったとつぶやいた瞬間「キャー!!!」・・・
そろそろ稲川順二が出て来そうですが(笑)、悲鳴はバンドメンバーの物でした。想像力豊かな彼女は、中古楽器に乗り移った霊が歌ってるとか思ったそうです。歌声は微妙に音を外していて、一層不気味さをかもし出していたのでした(失礼)。で、その歌声の曲が「SEVEN YEARS AFTER」。この件があったからかどうか、プリプリで一番好きなのはこの曲です。でも、冗談抜きでいい曲だと思いますよ。歌詞もいい。この話しには後日談があります。歌声の正体が、自分達の出演するライヴの日に明らかになりました。あの時に聞いた、微妙に外した歌声がステージから聴こえてきたのでした(笑)。同じライヴに出るバンドが、たまたま同じ時間帯に別の部屋で練習していたんですね。耳に聞こえない程度の音を、ギターのピックアップ(マイクみたいなもんです)が拾って、聴こえていたのでした。考えてみればかなり失礼な話しです。一生懸命練習してるポジティブな曲の明るい歌声が、隣りの部屋では悲鳴もののホラー・ストーリーになってたのですから(笑)。
storato.jpg

で、これが怨霊付きギター(笑)。いやいや、オイラの一番のお気に入りのギターです。。。今時、オイラって・・・忌野清志郎の兄ぃか妖怪人間ベロじゃあるまいし・・・と、自分に突っ込み入れて、今回はこの辺で(笑)。
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  人の声  2005.03.26.Sat / 09:46 
人の声に一番近い楽器はなんだと思います?これ、私は高校の時の音楽の先生から「サックスだ」と聞いていたので、今まで頑なに信じてきたのですが、ここへ来てよくわからなくなってきました。というのも、ある人からは「オーボエだ」と聞き、またある人からは「チェロだ」と聞くからなのですが、皆さんはどう思われるでしょうか?
人の声は、肺からの空気を、閉じた声帯(ノドの奥の左右にある)のわずかな隙間に通す事で声帯を振動させ、更に声帯から口までの間(声道とか言ったりするそうです)で音を共鳴させてできあがります(子音などの発音はもう少し複雑ですが)。
koe.gif

携帯電話なんかではこの考え方をモデルにして、声の「特徴」だけをデジタル情報にして送っています。それでも普通に会話ができたりしますので、この辺をヒントに少し考えてみたいと思います。
携帯電話では、雑音源(励振信号とも言う。声帯のすきまを通る空気に相当)と、声道の形を現す情報(共鳴特性の情報)、声の高低を決定する情報(ピッチ、またはラグとも言う。)、それに声の大きさ(ゲイン)を1/100秒程度で計算して、その数字を電波に乗せて送っています。
denwa.gif

数字を受け取った基地局、もしくは携帯電話(聞いている方の電話)では、これらの情報を元に人の声に復元します。声を復元する時のイメージは、こんな感じです。
codec.gif

人の顔の断面図を参考に想像してみてください。空気(励振信号/雑音源)が声帯を震わせ(ピッチ)て、口までの間で共鳴(声道/共鳴特性)させてできあがる「人の声」を良くモデル化していますね。
さて最初の質問に戻って「人の声に一番近い楽器は?」ですが、声の大きさはともかく、「励振信号」「共鳴特性」「ピッチ」の特徴で、各楽器を比較するのも一つの方法かと思いますので早速チャレンジ。
励振信号が人の声と一番近いのは、やはり管楽器になりそうです。なんせ肺から出る空気ですから。中でも振動させる対象が、左右2つある声帯に近い動きをしそうな楽器は、ダブルリードのオーボエでしょうか。ただ、ピッチ(周波数-音の高さ-)は若干、高い気がします。この点はチェロかサックスの方が近いでしょう。共鳴特性は、まっすぐな形のオーボエよりは、瞬間瞬間で特性を変える事のできる、人間の複雑な声道に近づける事ができそうなサックスの形に軍配が上がりそうです。チェロも共鳴のさせ方に自由度がありそうですね。私の独断でまとめると、
hyou.gif

こんなところで手を打ちません?(笑)
でも以前に二胡の奏者(劉さんって名前のチャイナドレスの似合うきれいな人でした 照)が目の前で馬の鳴き声やってくれた時は、本当に似てました。弦楽器恐るべし・・・。となると、チェロって言われても不思議は無いし・・・。ご意見のある方、正しい答えを知っている方は、ぜひご一報を。
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